プランター野菜づくりノート
44/68

収穫種をまいて3〜4カ月後、にんじんの根が2㎝位になってきたら収穫です。大きく育ったものから順次、間引きながら収穫していきましょう。元肥があれば大丈夫ですが、無い場合は1週間に1度液肥を与えましょう。にんじんから遠目に置き肥を置くのも一つの手です。肥料発芽し葉が混み合い始めたら、株間3㎝位に間引きします。2回目は本葉5〜6枚の頃に、株間が10㎝位になるように間引きします。間びき根 菜にんじんセリ科ニンジン属間引き後は、根が露出しないように土寄せしておきましょう。気をつけることにんじんはβ-カロテンが豊富な緑黄色野菜です。採れたては栄養豊富で生食でも意外とおいしいもの。小さな品種なら、プランターでも充分育てられます。元肥があればよく育ちますが、なにも元肥をほどこしていなければ、500倍希釈の液肥を1週間に1度与えましょう。病気ウイルス病・こぶ病・うどんこ病  害虫アブラムシ・ネコブセンチュウプランターに条間10〜15㎝で条まきにし、種がかくれるくらい薄く土を被せ、手のひらで軽く土を押さえて固めます。発芽するまでは土が乾かないように注意しましょう。にんじんは発芽率が非常に悪く、発芽まで7日ほどかかりますが、発芽すれば7割は成功したようなものです。種まき15℃〜20℃前後15℃〜20℃※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。月123456789101112栽培作業手入れ作業記録欄間引き春まき秋まき間引き種まき    収穫条まき90〜120日後42

元のページ  ../index.html#44

このブックを見る