プランター野菜づくりノート
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収穫おおよそ種まきから2カ月以降、草丈20㎝ほどに成長したら随時、下の葉から収穫できます。サラダに使う場合はやわらかい若葉を利用するとよいでしょう。茎も乾燥後砕けば利用できます。ハーブバジルシソ科メボウキ属徒長しやすいので、間引きは絶対に怠らないこと。激しく混み合ったまま徒長すると全然成長しません。乾燥しすぎると葉が固くなるので注意です。気をつけることバジルはハーブの王様と言われ、トマトとの味の相性が良く、イタリア料理には欠かせません。ドライにして保存したり、生のまま料理に添えたりペーストを作っても良いでしょう。虫にも強く、まさに初心者むきのハーブです。病気タチガレ病・カビ病  害虫アブラムシ・ハダニ・ナメクジ・ヨトウムシ25℃前後20℃〜25℃※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。月123456789101112栽培作業手入れ作業記録欄植えつけ    収穫追肥・切り戻し室内へ摘心全長15〜20㎝ほどに成長したら、脇芽をのばして収穫量を増やすため、成長点を摘心します。また、蕾ができるとそちらに栄養を取られてしまうので、こちらも同様に摘み取ってしまいましょう。葉につやがなくなっていたら土に養分が少なくなってきた証拠なので、液肥などをあげると良いでしょう。追肥をする場合は、草丈10㎝以降から2〜3週間に1回程度やりましょう。肥料発芽後本葉が2枚頃、1カ所1本に間引きます。無肥料で清潔な土のビニールポットにまいて、本葉2枚頃にプランターに植え替えるのも良いでしょう。間びき低温に弱いので、十分暖かくなってから栽培を始めましょう。種から簡単に栽培できますが、好光性種子なので発芽に光が必要です。コップなどに種と水を入れ窓辺に一昼夜放置する浸水処理をしたほうが良いでしょう。種は小さいですが意外と大きくなりますので、65号プランターであれば、3カ所に点まきし、1カ所につき4〜5粒程まいておくと良いでしょう。5㎜程度土をかけ、軽く押し固めます。あまり深いと発芽しません。種まき半日日陰可3カ所65〜60号44

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