プランター野菜づくりノート
50/68

収穫種まきから2カ月以降で草丈20㎝ごろから収穫できます。夏には巨大に枝分かれして成長する為、数本茎ごと収穫しても良いです。香りは柔らかかくて新しい葉のほうが良いようです。随時、下の葉から収穫し茎も乾燥後砕けばポプリなどに利用できます。摘心収穫量を増やすため、全長15〜20㎝ほどに成長したら脇芽をのばして成長点を摘心します。元肥が十分あれば追肥はほとんどいりません。ただし、数年同じ鉢で育て続けている場合には、草丈10㎝ごろから3週間に1回追肥の必要があります。油かすも良いですが、化成肥料でもかまいません。肥料発芽後、すぐに1カ所1本に間引きします。間びきハーブミントシソ科ハッカ属土の中の栄養を根こそぎ使いながら地下茎で増えていくので、他の野菜の栄養吸収の妨げになります。寄せ植えせず、1種類だけで育ててください。何年も同じ鉢で育てると栄養不足になります。追肥をするなどして栄養の対策をしてください。気をつけることミントはハーブの中でも最もポピュラーで、ハッカとも呼ばれます。地下茎がミントの本体で、料理からお菓子などに幅広く利用されています。冬になると寒冷地では地上部が枯れますが、土の中で越冬します。地下茎で増え、土地の栄養を良く使うので、他のものとは寄せ植えせずにミントだけで育てる方が良いでしょう。病気サビ病  害虫アブラムシ・ハダニ・ヨトウムシ植えつけ前に、コップなどに種と水を入れ、一昼夜放置する浸水処理をさせたほうが良いでしょう。65号プランターなら3カ所に点まきします。1カ所につき種は4〜5粒程です。地下茎でよく増えるので小さめのプランターや鉢に1株で育て、他のハーブや野菜から隔離したほうが良いです。10㎝くらいの長さの茎を切って水に挿しておくと、茎から根っこが生えてきます。土に植えなおせば株を増やすことが可能です。種まき25℃前後20℃〜25℃※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。月123456789101112栽培作業手入れ作業記録欄種まき   植えつけ    収穫追 肥半日日陰可3カ所65〜60号48

元のページ  ../index.html#50

このブックを見る