プランター野菜づくりノート
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収穫球根性なので、元肥があればよく育ちます。発芽後、1週間おきに液肥を与えましょう。1粒ずつ2〜3㎝間隔でばらまきしていれば、そのまま育て続けます。その合間に混み合うようなことがあれば随時、間引いていきます。多少葉が混み合っても良いですが、最終的に1株あたり最低でも5㎝以上の株間を設けましょう。間引きを怠ると成長しません。間びき肥料種まきから3〜4カ月後、土から5㎝あたりからざっくり切って、青い葉を収穫します。花が咲くと、葉が固くなってしまうので、蕾のうちに摘み取ってしまいましょう。あまり根元から切ると再生が遅くなったり、再生しなくなったりするので、意識して多めに地上部を残して収穫する事を心がけましょう。葉ネギやニラと同様に、2年目以降に収穫量が増えます。気温が15℃くらいになったら、2〜3㎝ほどの間隔に1粒ずつばらまきします。発芽率が高いので、種のまきすぎに注意。その後、細かい土を薄く被せ、種が流れ出さないように水をまきます。20℃くらいになってから3〜7日ほどで発芽する事が多いようです。発芽までは土の表面を乾かさないようにします。種まきハーブチャイブユリ科ネギ属虫害はほとんどありません。ただ、関東ではネギアブラムシの被害に遭う可能性もありますので、通気性をよくするために、混み合わないように随時収穫しましょう。気をつけること香りのマイルドな西洋ネギで、日本で流通している葉ネギよりも細く短く、料理の香りつけなどに利用されます。日本でよく知られている「あさつき」もチャイブの仲間です。コンパニオンプランツとして、アブラムシを防いだり、生育を助ける効果もあります。降雪地方でも簡単に越冬し簡単に育つので、栽培初心者の方にオススメです。病気アオガレ病・タチガレ病  害虫ネギアブラムシ15℃〜25℃15℃〜20℃前後葉が20㎝位の長さになった頃※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。月123456789101112栽培作業手入れ作業記録欄種まき   植えつけ    収穫お礼肥ばらまき半日日陰可50

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