葉茎菜づくりノート
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種まき間引き・追肥まき溝60㎝第1回間引き後軽く土寄せをする条間に肥料をまき土に混ぜる摘み取り収穫下のほうの葉を4枚ぐらい残し、中心の茎を摘み取るわき芽が15cmぐらい伸びたら、摘み取る2〜3㎝化成肥料大さじ3杯第2回第1回と同様15〜20㎝収穫伸びたわき芽※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。土づくり・種まき春まきは4月〜5月中旬、秋まきは9月〜10月上旬が適期です。2週間前までに、1㎡当たり100〜150gの苦土石灰を散布してよく耕します。1週間前に、幅60〜1mの畝をつくり、全面に1㎡当たり堆肥2㎏と粒状肥料を散布し、土に混ぜ込み、高さ10㎝程度の平畝を作ります。2条まきでは条間30㎝とし、同じく深さ5㎜程度のまき溝に、1㎝間隔で種をまきます。種まき後は十分に水やりし、発芽まで乾燥させないようにしましょう。間引き・追肥・土寄せ発芽したら、本葉1〜2枚の頃に3㎝間隔に間引き、軽く土寄せし、同時に化成肥料を与えます。本葉5〜6枚頃にも、15〜20㎝間隔に2回目の間引きをし、同様の肥料を施して土寄せします。防寒対策5℃以下になると、生育が急に劣ります。葉が傷みやすいため、晩秋から冬には防寒するとよいでしょう。収穫が大幅にアップします。防寒は、ビニールフィルムや不織布を使ったトンネル栽培にするのが一般的です。収穫草丈が20㎝程度に育ってきたら、根から株ごと引き抜いて収穫します。摘み取り収穫の場合、草丈が25〜30㎝程度になったら、地際を4〜5㎝残して摘み取り、以後、わき芽が伸びてくるので、順次収穫します。病害虫アブラムシやコナジラミが発生します。葉に筋状の模様ができたら、マメハモグリバエの被害です。シュンギク・生育適温は15〜20℃と冷涼な気候を好むため、春(4〜5月)と秋(9〜10月)が栽培適期です。・シュンギクの種は好光性種子なので、覆土はごく薄くかけましょう。栽培ポイント春まき栽培秋まき栽培秋まき栽培(トンネル)作業記録欄月123456789101112種まき期トンネル被覆収穫期科 目原産地キク科地中海沿岸地方18

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