葉茎菜づくりノート
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間引き追肥春まき(立ち性)15㎝60㎝10〜15㎝秋まき(開張性)20㎝60㎝20㎝秋まきは寒くなると葉が重なって株が広がるので、株間は広くなるように間引く本葉4〜5枚のころ肥料を条間にばらまき、軽く土寄せする化成肥料 大さじ3杯春まきは温度が上がるにつれて立ち性になるので、株間を詰めて間引く※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。土づくり・種まき2週間前に、苦土石灰をまいて耕しておきます。1週間前に、1㎡当たり堆肥バケツ1杯、化成肥料2握りの元肥を施し、60㎝幅のベッド畝にします。8月下旬〜10月上旬、狭い場所なら前面にあらくばらまき、長い畝では15㎝の条間ですじまきにします。厚まきにならないように注意します。春まきするなら、4月上旬〜中旬頃、夜間温度12〜15℃で管理します。水やり残暑が続く間は水やりをします。特に、発芽するまでの間は、土を乾かさないように管理します。間引き発芽後、本葉が出揃ったところで、株間を2〜3㎝にします。本葉3〜4枚になったら、2度目の間引きをします。春まきは立ち性なので、株間を若干密に10〜15㎝とし、秋まきは葉が重なって株が広がるので、本葉5〜6枚で株間は20㎝にします。追肥生育状況を見て条間に化成肥料をばらまき、土寄せしておきます。液体肥料でもかまいませんが、窒素分は控えます。収穫秋まきは種まき後80日、春まきは60日くらいで収穫できます。寒さにあてたほうが味の良いものができます。厳寒期は、笹やよしずなどを立てて、寒風よけとします。病害虫アブラムシに注意します。有機質肥料が土表に出ないようにすることも大切です。タアサイ・春まき栽培は小松菜のように立ち性で育ち、秋まきでは地面を這うように成長する這性になります。・暑さにもわりと強いですが、耐寒性が特に強く、寒い時期に収穫するほうが、やわらかくおいしいものが収穫できます。栽培ポイント春まき栽培秋まき栽培作業記録欄月123456789101112種まき期収穫期科 目原産地アブラナ科中国22

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