葉茎菜づくりノート
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畑の準備植えつけ〈1㎡当たり〉化成肥料 2㎏堆肥 2㎏畑が空きしだい全面に元肥をばらまき、15㎝くらいの深さによく耕すたっぷり水やりをして、発芽を待ちます。水20㎝30㎝※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。土づくり・植えつけ植えつけ適期は9月下旬〜10月下旬。園芸店などで球根を購入します。植えつけの2週間前までに、1㎡当たり100gの苦土石灰を散布してよく耕し、1週間前までに、1㎡当たり堆肥2㎏と粒状肥料を散布して、よく耕します。幅60㎝の畝をつくり、黒マルチを張ります。2条植えなら30㎝の間をあけて、株間20㎝でマルチに穴をあけ、植え穴を掘ります。球根の上に土を2〜3㎝かけて植えつけましょう。たっぷり水やりをして、発芽を待ちます。水やり・追肥乾燥が激しい場合、たっぷりと水やりします。植えつけ1カ月後、そして2月に、それぞれ1週間間隔で2回、液体肥料を水代わりに与えます。さらに、3月には株のまわりに追肥しましょう。マルチの穴に雑草が生えていたら、除草します。収穫5月下旬〜6月下旬、根元を持って引き抜き、収穫しましょう。重ならないように広げて乾かし、その後は風通しのよい明るい日陰に吊るして保管します。病害虫アブラムシがついたり、葉にモザイク状の模様が現れ株が腐敗したり、枯れたりするのはチューリップサビダニの被害です。葉が茶変して枯れる葉枯病に注意しましょう。ニンニク・暑さにやや弱く、生育温度は18〜20°と、冷涼な気候を好みますが、温暖地でも育つ暖地系の品種もあり、栽培地に合ったものを選ぶことが大切です。・12〜2月の厳寒期、成長停止している場合は、追肥は不要です。成長開始する3〜4月に追肥を再開しましょう。マルチをしていない場合は、株元に土寄せし、寒さから守ります。栽培ポイント秋植え栽培作業記録欄月123456789101112植えつけ期収穫期科 目原産地ユリ科中央アジア28

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