葉茎菜づくりノート
46/68

植えつけ水やり収穫2〜4芽ついた根の芽を上に向けて植えつける乾きやすい畑では乾燥期には水をやる水とり遅れると花が咲く8〜9㎝の厚さに覆土する8〜9㎝60㎝※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。植えつけ初めての時は、市販の地下茎を植え付けするようにします。2週間前に土に石灰を混ぜ、幅60㎝の畝を立て、深さ約5㎝の溝を作ります。地下茎は2〜4芽ついたものを3本くらいづつ、芽を上に向けて植え付けます。ミョウガは数年で株が生育しなくなりますので、3〜4年に1度は掘り起こして株を分け、別の場所に植え替えをすると収穫に勢いが出ます。植え替えのときは肥料と堆肥をしっかりとやりましょう。水やり・追肥水やりが少ないと収穫量が減ります、こまめに水やりをしましょう。追肥は芽の伸び始めと草丈が20〜30㎝に伸びた頃に与えます。6月〜10月には化成肥料を1カ月に1回、もしくは液肥を1週間に1回程度やります。それとは別に土に堆肥をやっておくとよく生育し、収穫量が増えます。収穫植え付け1年目でも収穫出来ますが、本格的な収穫は2年目から行います。地下茎に出来た蕾が地上にでて開花するので、開花前の締まっている蕾を地ぎわから切り取り収穫します。病害虫アワノメイガ、フキノメイガの幼虫、ヨトウムシの被害に注意しましょう。根茎腐敗病の発生があります。ミョウガ・ミョウガは1度植えると、3〜4年は収穫できますが、段々と根茎が混み合って収穫量が少なくなるので、3〜4年に1度は植え替えるようにしましょう。・ミョウガは連作を嫌いますので新しい場所や用土に植え替えます。栽培ポイント夏ミョウガ秋ミョウガ作業記録欄月123456789101112種まき期収穫期科 目原産地ショウガ科日本44

元のページ  ../index.html#46

このブックを見る