果菜根菜づくりノート
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子蔓、孫蔓は本葉2枚を残し、その先で摘芯する親蔓子蔓摘芯誘引通常の支柱の場合蔓つるの伸びはきわめて早いので、垂れ下がらないように早めに誘引する低支柱の場合親・子・孫蔓とも摘芯しないで伸ばす伸びてきた子こ蔓づるはひもに誘引する垂れ下がったら蔓を支柱、ひもに引っかけるだけで摘芯しない➡主枝は1.5mくらいの高さで摘む➡※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。植えつけ・追肥2週間前に、苦土石灰を1㎡当たり150〜200gまき、よく耕しておきます。1週間前になったら、1㎡当たり完熟牛ふん堆肥を3〜4㎏と粒状肥料をまいて耕します。2条植えの場合は畝幅90㎝をとって畝を立てます。植えつけは、条間70㎝、株間50㎝をあけて植えます。苗を植えつけ後は、長さ210〜240㎝の支柱を立てて誘引しておきます。支柱は合掌に立てるとよいでしょう。肥切れさせないように、1週間に1回、薄めた液体肥料を水やり代わりに施します。誘引・整枝週に1回を目安に、つるを支柱に誘引します。地際から30㎝ほどの位置を目安にした、親づるの5〜6節までの子づるは、全て摘み取りましょう。その上からでる子づるは1〜2節をつけて先端を摘芯し、親づる1本仕立てを基本とします。また、親づるがのびて支柱の先端に達したら、つる先を摘芯します。収穫1〜2番果までは、株を疲れさせないためにも若採りを心がけましょう。それ以降は、18〜20㎝の長さになった実を、どんどん収穫します。1日で3㎝ものびるので、うっかり見逃してしまうと巨大なキュウリになり食味が落ちるので注意しましょう。病害虫べと病、うどんこ病、葉に凹んだ茶色い紋斑が出る炭そ病はキュウリに発生しやすい病気です。アブラムシの被害やウリ科の野菜につきやすいウリハムシ、オンシツコナジラミも発生しやすい害虫です。キュウリ・遅霜の心配がなくなる、4月下旬〜5月上旬に苗を入手しましょう。・植えつけ適期の苗は、本葉が4枚程度の大きさで、双葉がしっかりつき、節間がつまりがっしりしているもの。さらに、葉色が濃く、病害虫がついていない根鉢がしっかりできているものです。・接木苗は高価ですが、病気に強く、育てやすいのでおすすめです。栽培ポイント育苗栽培じかまき栽培作業記録欄春まき夏まき月123456789101112種まき期植えつけ期収穫期科 目原産地ウリ科インド東部20

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