果菜根菜づくりノート
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種イモの種類植えつけ芽良不良種イモはふっくらとして形が整い、芽が傷んでいない、40〜50gのものが最適芽のほうを斜め上方に向け、30〜40㎝株間に植えつける7〜8㎝15㎝種イモ5〜6㎝土間 6㎝肥料※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。植えつけ定植の1カ月以上前に、1㎡あたり完熟たい肥2㎏、苦土石灰100gをまいて耕しておきます。3週間前に、幅90㎝の畝を立てます。1週間前に、畝の中央に深さ15㎝の溝を切り、肥料をまいて6㎝程度の間土を行います。60〜70gで丸く大きい種イモを用意し、畝幅90㎝で株間30〜40㎝の1条植えにします。土寄せは草丈30㎝のころと6月中旬、7月上旬の3回、追肥とあわせて行ないます。水やり・収穫イモの生長には十分な水分が必要です。7月中旬以降から9月にかけて急速に大きくなるので、この時期は乾燥させないように水やりしましょう。また、乾燥防止に、3回目の土寄せ後に十分な敷わらを行なうとよいです。地温がマイナスになる前にはすべて掘りあげ、5℃以下にならないように保存しましょう。病害虫秋になるとヨトウムシ類、スズメガ類の発生が多くなるので卵や幼虫を見つけ次第捕殺するか薬剤防除を行いましょう。サトイモ・発芽と生育の適温は25〜30℃で、最低発芽温度は15℃です。・多湿を好み、土壌が乾燥すると肥大が悪くなります。・連作には弱いので少なくとも3〜4年の輪作が必要です。・よく耕し深く水持ちのよい畑を選びましょう。栽培ポイント春植え栽培作業記録欄月123456789101112収穫期植えつけ期科 目原産地サトイモ科マレー半島24

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