野菜づくりノート
18/68

摘心種まき・植えつけ15㎝20~30㎝50~60㎝早生種中・晩おく生て種発芽後に間引いて1本立てに〈育苗の場合〉〈じかまきの場合〉1カ所に3、4粒まく本葉5、6枚のころ摘心し、わき芽の伸びをうながす畑が肥沃で茎葉の伸びが旺盛になりやすいところでは摘心する良い種の選び方・特徴生育の早さにより、早生、中生、晩生などに分けられます。これらの品種と播種期を組み合わせることで、長く収穫ができます。種まき時期晩霜の被害の無い時期から種まき、植えつけができますが、種を箱などにまき、暖かいところで20日間育苗してから、外に植えつけるのが最も簡単で良い方法です。畑づくり連作を嫌うので、マメ科の作物を2~3年作っていない場所を選びます。植えつけ1週間前に苦土石灰と肥料、堆肥を施し耕します。化成肥料は10㎡あたり800~1,000g程度で、同時に堆肥を10㎏施します。マメ科は肥料少なめで良く、あまり多いと実つきが悪くなります。種まき・植えつけ種は育苗箱やペーパーポット、苗床にすじまきにして移植の他、じかまきにもできます。移植の場合は、本葉1、2枚の時移植します。育苗の場合15㎝間隔、じかまきは20~30㎝間隔に植えつけます。同一品種を10日おきにまくか、早晩生の異なる品種を植えれば長期間収穫できます。エダマメ手入れ生育途中での管理は少ない野菜ですが、土寄せを時々行います。じかまきの場合は、初期に間引きして、1カ所2本立てにする必要があります。収 穫種まきから、極早生で80~90日、早生・中生種で90~110日頃収穫できます。さやが膨らみ、上から押さえた時、中の実が飛び出してくる頃が収穫適期です。・土地をあまり選ばず弱酸性土壌にも適応するが、土壌の乾燥には弱い。・連作を嫌うので、マメ科の作物からは2~3年、間をあけた畑でつくる。栽培ポイント育苗栽培じかまき栽培作業記録欄月123456789101112種まき期植えつけ期収穫期種 類科 目原産地難易度 果菜類マメ科中国易難普※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。16

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る