野菜づくりノート
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支柱立て種まき(じかまきの場合)1.5~2㎝30~45㎝1カ所に4、5粒種子をまく黒色ポリエチレンフィルム覆土は厚すぎないように支柱は小枝のあるささ竹やほだ木が良いが、市販の果菜用支柱竹(2m以内のもの)でも良い枝が少なければ、わらを吊るしてそれにツルをからませる支柱竹の場合は、横に2~3段ポリテープを張る〈生育盛期の姿〉良い種の選び方・特徴さやエンドウ、実エンドウと、実ともに食べられるスナックえんどうなどもあります。種まき時期冬の最低気温が-10℃以上の平坦地では秋まき栽培、最低気温がそれ以下になる地域は春まき栽培にした方が良いでしょう。畑づくり連作を嫌いますので、4、5年、間をあけるようにします。排水を良くし、酸性土壌を嫌うので苦土石灰を施してやります。堆肥、化成肥料を10㎡あたり1㎏施し、良く耕して平らにしておきます。種まきなるべくじかまきにしますが、苗床やポリ鉢に種をまき、本葉1、2枚時に植えつけることもできます。種をまく前日から水に浸しておくと発芽が良くなります。じかまきは、うね幅1~1.2m、株間30~45㎝で1カ所に4、5粒ずつまき、覆土は厚すぎないようにします。後で間引きし2本立てにします。エンドウ手入れ風よけ霜よけの防寒対策と同時に根本に堆肥や籾殻を敷きつめます。春先はツルが伸びだす前、早めに支柱を立ててやります。支柱間にナワを張っても良いでしょう。支柱を立てた後は追肥も忘れずに施してやりましょう。収 穫さや用の品種は開花後25日頃、種子の膨らみが見られるようになったら収穫適期、実エンドウはさやにしわができ、種子の太りが目立ってきたら適期、スナックえんどうは種子がある程度膨らんできたら収穫します。・連作障害が出やすいので、一度栽培した畑では4~5年は栽培しないようにする。・秋まきにした場合、冬の間の風よけや霜よけなどの防寒対策をする。栽培ポイント暖地・中間地東北・北海道・日本海側作業記録欄月123456789101112種まき期収穫期種 類科 目原産地難易度 果菜類マメ科中央アジア・中近東易難普※地域により、気候・土壌に大きく差がありますので、本書の栽培方法・栽培時期は、栽培される地域の気候や土壌、慣行法などを参考にして利用してください。18

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