野菜づくりノート
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追肥元肥●元肥と追肥深根性の野菜は深く元肥追肥浅根性の野菜は浅く広く根が深く張り、それを収穫の対象とするダイコンなどは真下への施肥を避ける元肥株間に元肥を与える元肥と追肥その上に畝を作ります。苗が溝の真上にくるように植えつけると、根が溝のところまで深く伸びていきます。■根が太い野菜の施肥ダイコン、ニンジン、ゴボウなどのように根自身が太く長くなる野菜は、種の真下に元肥があると奇形(又根ともいう)になりますので、株間に溝を掘って元肥を施すようにします。なお、これらの野菜は、元肥や地ごしらえの後、十数日程度経ってから種をまいた方が、正常な根の育ち方をします。■元肥の施し方土壌酸度の改良、前作の清掃、耕うん作業などと並行して、野菜を作付する10日程度前に必ず元肥を施します。元肥の施し方には、堆肥や肥料を畑全面にばらまいて耕し、土と肥料分を良く混ぜる「全面施肥」と、種や苗を植えるところに溝を掘り、溝深くに肥料分を施す「溝施肥」があります。■根が深く入る野菜の施肥トマト、ナス、ハクサイなどのように深根性の野菜は、20~30㎝の深さに溝を掘って堆肥を入れ、一緒にリンサン肥料、チッソ肥料を混ぜておきます。溝を土で埋めて■降雨と敷きわらの効果日本の気候は6~7月の梅雨と9月の長雨がありますが、大体農作物が育つ時期に雨が多いので、露地栽培の野菜づくりではひんぱんに水をやることもなく、また、雨が降らなくて乾きすぎるということもあまりありません。逆に何日か雨が続いたり、集中豪雨があると日光の当たり方が悪くなり同時に水はけも悪くなります。しかし梅雨明けの土用の時期は、暑さと乾きが重なって水やりが必要になります。雨が降ると土がハネ返って葉の裏に付き、病気が出やすくなるので注意します。反対に株元の乾きがはげしいと根の張り方が悪くなり、肥料の効き目もうすらぐことがあります。株元に敷わらやフィルムマルチングすると、土ハネを防ぐと同時に乾きを防ぐことができます。とくに6~7月の梅雨と真夏を通り越す時期、9月の長雨の時期は、必ず敷きわらやマルチングをしてやりましょう。■水やりの注意夏は夕方に水やりをした方が地温を下げる効果があります。反対に、冬は午前中にやって水やりの後地温が上がるようにします。7月の梅雨明けから土用にかけては、雨の降らない日が5日~1週間続いたら必ず水やりをします。苗の植えつけの時は必ず水をやりますが、植え穴を掘ってあらかじめ穴に水をやっておくといいでしょう。また苗には前の日か、植えつけ1~2時間前にたっぷり水をやっておき、植えつけ直後には余り水をやりません。春先の果菜類の植えつけの場合こうすると活着が優れます。3

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